清掃担当者が「エアコンを確認済み」と書いても、それだけでは正常だったのか、異音がしたのか、電源が入らなかったのか分かりません。チェック欄が1種類だけだと、異常を見つけた項目まで「完了」に埋もれます。
そこで、項目ごとに状態を3つへ分けます。
未完了・完了・問題あり
01未完了
まだ作業・確認していない。チェックインまでに対応が必要。
02完了
施設の完了基準を満たし、追加対応は不要。
03問題あり
確認はしたが、不具合・不足・破損など次の判断が必要。
問題ありは「作業をしていない」という意味ではありません。発見と一次対応まで終わっていても、運営者の判断や修理が残っている状態です。
申し送りは5項目で書く
- 場所 — 部屋・設備・備品を特定
- 確認した事実 — 推測ではなく見た状態
- 一次対応 — 清掃、交換、隔離など実施内容
- 残っている対応 — 購入、修理、ゲスト案内など
- 期限・担当 — 誰がいつまでに確認するか
在庫不足は「残数」と「必要数」を分ける
「タオルが少ない」では、次の予約に足りるか判断できません。現在の残数、次回の宿泊人数、客室へ設置済みの数、補充が必要な数を記録します。
清掃記録に個人情報を増やさない
清掃記録には、作業に不要なゲスト名、旅券情報、暗証番号などを書きません。忘れ物は特徴・発見場所・保管先を管理し、本人確認や返送は予約サイトと施設の正式な手順に分けます。
清掃や衛生の一般的な考え方は、厚生労働省「民泊サービスにおける衛生管理」も参考になります。ただし日常チェックリストは、法定点検や専門業者の確認を代替しません。
完了前の最終確認
- 未完了が0件、または担当と期限が決まっている
- 問題ありの全件に、事実と次の対応が書かれている
- 次回人数・チェックイン時刻に必要な備品がそろう
- 鍵・窓・火気・水回りを最終確認した
- 不要な個人情報を記録していない
※例文やチェック項目は一般的な補助資料です。施設の実際の設備・運用、予約情報、予約サイトの規約、自治体や関係機関の案内に合わせ、使用前に必ず確認・調整してください。
